契約直前の「提案」、引き抜かれた5億円 日本M&Aセンターが仲介(朝日新聞)

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契約直前の「提案」、引き抜かれた5億円 日本M&Aセンターが仲介:朝日新聞デジタル (asahi.com)

朝日新聞・藤田知也記者の追跡記事です。

売られる会社の現預金を買収資金に当てる手法を用いてM&Aを実行していたケースとのことです。

もはや何を言っているのか分からなくなるかもしれませんが、買主の資金がないので、買われる会社から買主が事前にお金を借りて、その資金で株式譲渡代金やM&A仲介会社への報酬を支払うということのようです。そしてそのスキームを仲介最大手の日本M&Aセンターが少なくとも黙認していた(買主であるMJGからの意向を担当者が買主に伝えた旨の記載があります。)とのことです。

MJGは、商号変更を繰り返しており、日本マニュファクチャリングホールディングスと称していた時期もありますが、現在は日本製造となっているようです。同社の問題点については、朝日新聞やダイヤモンドオンラインなどで記事となっていますが、「会社法を無視した会社運営がなされている」「M&Aを資金繰りに使う手法を採っている」などと報道されており、内紛劇も取りざたされました。MJGによる買収により損害を被った企業は多く、当事務所にもご依頼者がおられます。

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(弁護士 中川内 峰幸)